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レーストピックス

2023 MFJカップJP250選手権 Presented by DUNLOP 第3戦 Motegi
2023-05-20
レポート
不完全燃焼となったSUGOラウンド
MFJ CUP JP250シリーズ第2戦が宮城県・スポーツランドSUGOで全日本ロードレース選手権第3戦と併催で行われた。
今シーズンよりフル参戦しているM-Support Miki Buturyuの植月永久にとってSUGOも初めて走るサーキット。4月のスポーツ走行でテストを行い、スピードを乗せて楽しく走れるというファーストインプレッションだったが、タイムはなかなか縮めることができていなかった。
今回よりリアサスペンションをYSS製にスイッチし、全く乗り味が変わったが、フィーリングはよかった。
レースウイークは、木曜日に特別スポーツ走行が2本あったが、真夏のような暑さに見舞われる。金曜日は、一転して気温も下がり不安定な天候に見舞われた。3本走行があったが、1本目はウエットから乾いていく中途半端なコンディション、2本目はドライ、3本目はウエットとなっていた。植月は、土曜日は天気が回復すると見込み、ドライとなった2本目のみを走行し1分46秒886で18番手につけていた。しかし、土曜日の予選は雨模様となってしまう。ウエットコンディショの雨は、スリッピーと聞いていたが、本当にすべりやすく大苦戦。計測最終周にベストタイムを出すが25番手と後方グリッドからのスタートとなっていた。
決勝はドライコンディションとなり12周で争われた。スタートは、まずまず決まりオープニングラップで19番手まで上がっていた。しかし序盤のペースが上がらず2周目にはポジションを落としてしまう。レース終盤に2台かわすが、最終ラップの110Rでインに入られてしまい1台に抜かれてゴール。総合20位、国内クラスでは10位となった。

植月永久コメント
「最終ラップは完全に油断していました。反省点の多いレースになりましたし、まだまだ自分の実力不足を感じました。今回からサスペンションをYSS製に変更したのですが、その特徴が分かってきたので、もっとセットを詰めていければ、次回の筑波は、もっと上位で走ることができるはずです。筑波も初めて走るサーキットですが、オンボード映像を見てイメージトレーニングを始めています。次回こそ表彰台に上がりたいですね」
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