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レーストピックス

2023 MFJ カップJP250 選手権 Presented by DUNLOP 第6 戦 AP
2023-09-02
レポート
いい手応えもレースでトラブル発生!
MFJ カップJP250 選手権シリーズ第4 戦が大分県・オートポリスで9 月2 日(土)に開催された。オートポリスも初めて走るコースだが、事前に練習には来ることができなかったため、レースウイークから走り始めた。
今回からマシンが2023 年型になり、そのセットアップも兼ねてホームコースのOKAYAMA ロードレースにフル参戦。6 月の第3 戦筑波からのインターバルは、岡山を走りマシンを仕上げて来ていた。OKAYAMA ロードレースへの参戦もあくまでMFJ CUP 第5 戦を見据えてのものだったが、見事シリーズチャンピオンを獲得している。
レースウイークは、木曜日の午後に30 分の走行が3 本設定されており、パラパラと雨が降る中、コースに慣れるところから始まった。YouTube を見てイメージトレーニングをしてきたが、実際走ると高低差がかなりあるのが分かり、ライン取りを覚えていった。
2 日目には、足回りを大幅に変更し1 本目は2 分12 秒293 をマーク。さらに車高を変えてみるが、2 本目は雨が降ってきてしまい、その確認をするに止まったが、さらにマシンセットを詰めていくべくチームでミーティングを行う。
土曜日はドライコンディションとなり、まずは公式予選でタイムアタックに入っていく。変更したセットは、いい方向にいき、3 周目の計測で2分10 秒594 をマークし、前日より約2 秒も縮めることに成功。MFJ CUP JP250 は、予選・決勝と通しでタイヤは1 セットしか使えないため、なるべく周回数を抑えておきたいところ。タイヤに厳しいオートポリスなら、なおさらだ。予選グリッドは12 番手となり4 列目からのスタートとなった。うまく周回数も抑え、レースに向けて余力もあったため、いいレースができると思っていたのだが 。
10 周で争われた決勝。スタートを決めた植月だったが、第1 ヘアピンを立ち上がる際にリアがすべりハイサイドで転倒しかけてしまう。その後も、リアがすべる感覚があり、思うようにアクセルを開けることができない。その症状は直らず我慢のレースとなり何とか完走し10 位(ナショナルクラス5 位)でチェッカーを受けた。

植月永久コメント
「もっと上位を狙えたはずですし、よりによって決勝でトラブルが出てしまい、とても残念でした。初めて走ったオートポリスは、セクター1 は上位陣と差がなかったので、後半セクションをもっとまとめることができれば、いいレースができると思います。次戦は、いよいよホームコースの岡山国際サーキットになります。マシンも2023 年型になりましたし、今回のトラブルは解決できるので、今シーズン最高のレースができるように全力で挑みます。応援よろしくお願いいたします」
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